1 眠人との出会い


 
 

2002年3月10日。
ホームセンターのペットショップで見かけた2匹の猫。
雄と雌の兄弟。
可愛い。じつに可愛い。
だ〜りんと二人でじっと見ていると、ショップのおじさんがケージから出してくれた。
おそるおそる抱っこする。
なんてちっちゃくて可愛いんだろう。
壊れそうでちょっと怖いけど、
なんとなく温かくて、ふわふわしていて、生き物の実感がある。
飼いたい。
でもアパートじゃ飼えない。無理だ。
しばらく抱いてから、おじさんに返した。
ケージに戻った猫は、じっと私のことを見ている。
お願いだからそんなに不安げな目で見ないで。
「ボクのこと、おいてっちゃうの?」って目で見つめないで。。。
やばい…
まさに後ろ髪を猛烈に引かれる思いで店を後にする。
車に乗ったものの、ずっと猫のことが頭から離れない。
だ〜りんは「飼いたいなら飼ってもいいよ」って言ってくれた。
(だ〜りんの方は、前々から飼いたがっていたんだけど)
よし。決まった。戻るぞ!
店に戻って、また迷う。
雄にするか、雌にするか。
で、やっぱりさっきの抱っこが決め手だった。
雄。
聞いた話だけど、抱っこしてしまった場合、
飼う確率は格段に高くなるらしい。
つまり、店側としては、抱っこ=客ゲット。
そんなこんなで、お持ち帰り。
猫用のトイレと食器、ごはんも買う。
帰りの車の中、膝の上の眠人は、しばらく大人しく私のことを見上げていた。
これから一緒に住むんだ。
が、慣れてきたら車の中を探検。
シートの下に入って出てこれなくなったらどうしようって心配だった。

今思うと、雌の方も一緒に飼ってあげればよかった。
ちゃんと飼い主見つかったかな。
 

写真は、うちに来た日の眠人。
生後40日。300グラムほど。
 

 (2003.9.7記)
 
 
 
 

                          
 
 
 
 
 
 

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